心理カウンセラー&セラピストの佐々木まなです。
不安を抱える方を対象に、カウンセリング&セラピーを提供しています。
今日は、当カウンセリングが基本としています「心のよりどころをつくる」ワークについて、簡単に説明させていただこうと思います。
不安を抱える根本原因
不安という感情は誰もが感じる、人が生きるために必要なものです。
でも、理由もなく漠然とした不安を感じている、あるいは、特定の物ごとや状況に対して過度の不安を感じてしまうといった場合は、何らかの原因があると思われます。
不安を抱えるようになったきっかけはさまざまですが、その根本原因となっているのは、心の奥底(潜在意識)にある愛着の問題だと私は考えています。
例えば、心療内科や精神科において不安障害を治療する場合は「認知行動療法」が主流となっていると思いますが、認知行動療法は、「木」でたとえて言うなら、木の枝葉の部分の損傷を治癒することだと私は捉えています。
「木」でたとえるなら、木の葉は症状や不安感、木の幹は、症状を生じさせている「劣等感や自己否定感」となります。
枝葉の部分が整って一旦治ったとしても、木の根っこにある問題が解決されていなければ、時が経つと、また同じ症状が出てきてしまうことが考えられます。
その根っこの部分が「愛着の問題」です。
根っこの「愛着の問題」が改善されれば、木の幹の部分の「劣等感や自己否定感」が改善されて「自己受容」ができて「自尊心」が高まります。「自己受容」できて「自尊心」が高まることで、不安感や心身の症状が改善されるわけです。

「愛着の問題」とは、幼少期に親との関わりに何らかの問題があり、心の中に「安全基地」がうまく形成されなかったことを言います。
よろしければ、こちらもご参照下さい➡心のよりどころとは?
大人になってから、その「安全基地」を心の中に形成していこうとするのが、当カウンセリングが基本としている「心のよりどころをつくる」という概念です。
心のよりどころをつくる方法
それでは、どのようにして「心のよりどころ」をつくるかを簡単にお話させていただきます。
まず、心の奥底の普段意識できていない部分(潜在意識)の中にいる「内なる子ども」を自分で認識できるようにしていきます。この「内なる子ども」は、言うなれば自分の本心、本当の気持ちです。
頭で考えていることと潜在意識で感じている本当の気持ちとのずれが原因となって、過度の不安や生きづらさが生じていると考えられます。
このずれを無くしていくことが、不安障害や生きづらさの根本解消だと私は考えています。
潜在意識の「内なる子ども」の声に耳を傾け、対話する習慣をつけることで、「内なる子ども」と仲良くなっていきます。「内なる子ども」と仲良くなると、頭で考えていることとは異なる潜在意識にある本当の気持ちを自分で認識できるようになっていきます。

この「心のよりどころをつくる」ワークのやり方については、セラピーコース1回目でお伝えしています。
このワークを日常的に行い、身に付けていくことで、心の中の「よりどころ」が育っていき、自尊心が育ち、根拠のない自信ができていきます。
「心のよりどころをつくる」ことは、ありのままの自分を受け入れることでもあります。
「心の中のよりどころ」が育っていくと、どんな弱い自分でもどんなダメな自分でも、そのままの自分でOKなんだと、自分で自分を受け入れることができるようになっていきます。これが、生きづらさを解消するのにとても大切なことです。
この基本の「心の中のよりどころ」がしっかりしてくると、困難なことが起きたとしても、自分を見失うことなく、立ち向かい、乗り越えていく力になります。
不安障害を抱える方は、「心の中のよりどころ」を作り育てて、自分の心の中の「不安」を拒否せず認めて手をつなぐことで、不安を過剰に高めることなく、鎮めることができるようになります。
まとめ
「心のよりどころをつくる」ことは、心の中の内なる子どもと仲良くなって、心の中に安全基地を作り育てることです。まずこれが、不安障害やさまざまな生きづらさを解消するための基本になります。
木の根っこの部分が元気になれば、木の幹も元気になり、枝葉も元気になっていきます。根っこを元気にしていくには根気がいるかもしれませんが、そこをおろそかにしていては、根本から解消されていないために症状を繰り返してしまうことになります。
不安や心身症状でお悩みの方は、この「心のよりどころをつくる」方法によって根本から元気になり、自分らしく楽しく幸せな気持ちで生きていける未来を目指していただければと願っています😊
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